もくじ
独学でネイリストになるのは厳しい?
まず最初にお伝えすると、ネイルスクールに通っていなくても、一部を除くほとんどのネイルに関する検定試験は受験することができます。
そう言うと、独学でもネイルに関する検定試験に合格すれば、高い受講料を払わなくてもネイリストになることはできるのでは?と思うかもしれません。
しかし、正直独学でネイリストになるのはかなり難しいです!
この記事では、独学でネイリストになることのデメリットについて解説していきます。
質問できる相手がいない
ネイリストになるためには、基本的なネイルの技術はもちろんですが、ネイルに関する検定に合格することが就職の条件になっているネイルサロンも多いです!
その検定に合格するためには、筆記試験と実技試験の両方に通らなくてはいけません。
資格に合格するための教材や過去問を用意すれば、勉強が得意な方なら筆記試験については問題なく勉強できるかもしれませんが、問題は実技試験です!
実技試験はプロのネイリストや講師に指導してもらった方がわかりやすく、また教科書や教材をいくら読んでもわからない部分もあるかもしれません。
ネイルスクールの場合はプロのネイリストやJNA認定講師の方から直接実技に関する指導も受けることができる上、苦手分野を克服するためにアドバイスをもらえる場合もあります。目の前で自分のネイルの技術を見てもらうことができて、さらにわからないところは質問できることがネイルスクールに通うことのメリットですね!
間違った技術が身につく可能性も
もしわからないところがあったとして、そのまま自分なりの方法で技術をカバーしたとします。
それが結果的に間違ったやり方を覚えることになった場合、それに気づくことができないまま検定試験を受けることになってしまいますよね。実技試験の時にその間違った方法を披露すれば、不合格になってしまう可能性も高いです。
ネイルは指先というデリケートな部分のケアを行うことも含まれますので、実技試験では細かな技術についてもしっかり厳しく見られています。
どうしても試験官の中には、ネイルスクールで教えている決まった技術を身につけている人しか合格させない人もいますしね・・・。
独学で実技を覚えることにはそうしたリスクも背負うことになってしまうんです。
スクールに通う前に独学で予習するのは効果的
独学でネイルについて勉強してネイリストになることはとても難しいですし、あまりおすすめできませんが、ネイルスクールに行く前にあくまで予習として独学をするのはおすすめです!
最近では本屋さんに行けばネイリストになるための基礎的な技術についてまとめた専門書もたくさん並んでいます。
それを1冊買ってある程度予習をしておけば、ネイルスクールに通ってからも授業の飲み込みが早くなります!自分がネイリストに向いているかどうか確かめるためにも、ネイリスト入門としてある程度独学をしてからネイルスクールに通うのはおすすめです!